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2009/09/01 WEB連載 自社メディア戦略としてのWEB(3) 横山隆治

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

 

自社メディア戦略としてのWEB(3)

マーケティングROI測定装置としてのWEBサイト

WEBサイトは自社メディアであると同時に、「自社のマーケティング装置」でもある。顧客の獲得装置やプロモーション装置など多彩な役割の中で、マスマーケティング企業にとって今後最も注目すべきは、「マーケティングROI測定装置」としての側面だ。

従来も、ネットマーケティング上に限ったROI測定はある程度できていた。ネット広告やリスティング広告による流入を、サイトのゴールに至ったパフォーマンスで評価するなどだ。しかし実際はWEBで見込み客を獲得しても、ビジネスのゴールにはリアルな営業マンがいたり、購買アクションのほとんどが店頭で起きる飲料などの商材では、POSデータで読み取るしかないことも多かった。

このような場合でも、WEBサイトを装置として測定管理する構想が生まれている。リード型、つまりWEBで獲得した見込み客をリアルな営業活動に誘導して成約に至ったデータを管理する手法は、アクセス解析ツールとセールスフォースのような営業サポートツールとの連携で実現の可能性がある。

また、店頭での購買ユーザーとWEB上のユーザー登録をひも付ければ、マス広告やリアルなプロモーションとの接触状況と、ネット上のユーザーアクション、そして店頭購買行動をシングルソースでトラッキングできる。広告活動の何が効いて、何が効いていないかを把握できるのだ。こうした技術が、今後マーケティングROIの最適化に応用されるだろう。

 

『宣伝会議』9月1日号掲載分より)

 

[関連記事]

自社メディア戦略としてのWEB(2)「パーチェス・ファネル」の実現手段としてのWEBマーケティング

自社メディア戦略としてのWEB(1)「マス広告型からWEB型へと変わるコミュニケーション構造」

 

written by:ADKインタラクティブ 代表取締役社長 横山隆治

ネット広告の黎明期より、その普及、体系化、理論化に取り組む。著書に『インターネット広告革命』『究極のターゲティング』など。

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