![]() |
「宣伝会議ヘッドラインニュース」は、定期購読者向けのニュース配信サービスです。
このブログでは、編集部から毎日配信しているニュースの一部をご覧いただけます。
| 2011年5月 | ||||||
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 | ||||
TOP » 「宣伝会議」本誌連動企画 » 宣伝会議連載 WEBマーケティング注目事例(3) 青山みつ久
WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。
WEBマーケティング注目事例(3)
factが心に熱く届く
written by:青山みつ久
ゲータレードの「REPLAY」
次の時代の広告プロモーションを考える時に忘れてはいけないキーワードはfact(真実・事実)だと思う。今年のカンヌ国際広告祭グランプリの、多くの作品に共通するキーワードは正にfactだった。
サイバー部門グランプリの2作品は、「The Fun Theory」というfactを証明して見せたフォルクスワーゲンの作品と、ツールドフランスで走る道路の上にみんなの応援の声を書いてしまう大胆なfactを実行したNIKEの作品だ。NIKEの作品は、Livestrongというメッセージをガン患者へ送るfactでチタニウム部門のグランプリを獲得したNIKEのキャンペーンの一部になっている。
嘘で塗り固められた広告が届かなくなってきた時代にfactがインパクトを持って伝わる。その顕著な例が、プロモーション部門とPR部門の2冠を獲得したゲータレードの「REPLAY」だ。
100年の歴史あるライバルのイーストン高校とフィリップスバーグ高校。93年に7対7の同点で終わった対抗戦試合を同じメンバーで15年ぶりに再戦させるという企画。選手の再トレーニングから試合までをゲータレードがフルサポートした作品だ。
そう聞くだけでも素晴らしいアイデアだが、実際に再挑戦している男たちがいて、ゲータレードがあるというfactがあるからこそ、ゲータレードが発信するLet's fuel second chancesという「REPLAY」のメッセージが、30代以上に10人に7人もいる最近運動をしなくなった中年男性の心に熱く届いたのだと思う。広告のホントの中に「本当の広告」の姿があるのかもしれない。
これのどこがWEBマーケティングの事例なのかと、疑問を持たれるかもしれないが、WEBが無ければ成立しないキャンペーンが多くなっており、この「REPLAY」のWEB利用方法も典型的なケースだと思う。
(『宣伝会議』8月1日号掲載分より)
[関連記事]
「WEBマーケティング注目事例(1) 「早さ」がブランドイメージに寄与する
「WEBマーケティング注目事例(2) Organic という考え方
written by: 葵デジタルクリエーション 代表取締役社長 コミュニケーションディレクター
青山みつ久
1982年、葵プロモーションCM企画演出部入社。同社DC部にて、資生堂、キリン、NIKE、日産など多くの企業プロモーションサイトをディレクション。06年に葵デジタルクリエーションを設立、分社。
« 前の記事 | 「宣伝会議」本誌連動企画 | 次の記事 »