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2010/04/01 宣伝会議連載 WEBマーケティング注目事例(3) 川口 聡
WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。
WEBマーケティング注目事例(3)
映画館でインタラクティブにライブ体験
映画『Last Call』(13thStreet)のインタラクティブ体験
映画館の醍醐味である"臨場感"の進化が近頃目覚ましい。立体的なサウンドに始まり、最近では3Dメガネで立体映像も楽しめるようになってきた。そしてまたひとつ新しい体験として、"インタラクティブな要素"が加わった。
ドイツで制作されたホラー映画『Last Call』がその好例だ。シリアスなシーンの途中で、なんと映画の中の主人公から観客に電話が掛かってくる。電話を受けた観客は、主人公の次の行動に対してアドバイスを与えていかなければならない。そのアドバイス次第で映画自体の結末が変わる仕組みだ。
主人公とのホットラインとなる専用電話は、一回の上映につき一台のみ。観客は入場の際に電話番号を登録し、抽選で一人が選ばれる。面白いのは、抽選に選ばれなくても普通に"主人公と会話する人"が同じ館内にいたり、通常オフにしておかなければならない携帯電話の音が静かな館内に響くといった、不思議な"ライブ体験"ができるところである。
映画以外でも、近頃のオンラインコミュニケーションではこうした"ライブ体験"を多く見つけることができる。たとえば、ツイッター上で企業公式アカウントとユーザーとがインタラクティブにやり取りするのも、見ている側にとってはライブ体験であり、とても臨場感を感じるコミュニケーションである。
さらにUSTREAMのライブ映像とツイッターを連動させた展開なども行なわれており、こうしたライブ体験に接触した人たちは、コンテンツへの関与度が非常に高くなる傾向にある。
オンラインコミュニケーションが年々リアルタイムになりつつあるなか、広告のコミュニケーションにおいても、ライブ体験がとても重要になってきている。今まででは一方的に"見る"だけだったものに、こうした要素を少し加えることによって、一気に"体験"に変わるのである。
(『宣伝会議』4月1日号掲載分より)
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written by: ジェイアール西日本コミュニケーションズ インタラクティブコミュニケーション部
川口 聡
WEB制作会社を経て、現職。ネットを活用した広告キャンペーンの企画やプロデュースを行いながらブログ
「広告会議」を運営。
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