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TOP » 「宣伝会議」本誌連動企画 » 宣伝会議連載 自社メディア戦略としてのWEB(3) 平塚元明
自社メディア戦略としてのWEB(3)
指差し参照性
分厚い企画書なのに、各ページに番号が振られていない。大きな表なのに、左端に行番号がついてない。こんなときのプレゼンテーションはだいたいうまくいかない。「あ、今しゃべってるのは、その2枚先です、えーと、ちがいます、その1枚前。そうそうそこです」って、背中掻いてんじゃないんだから。
「31ページをご覧ください」「45行目を説明します」というように明確に指示できることを仮に"指差し参照性"と呼ぶ。企業のWEBの設計において、今後重要度を増していく概念がこれだ。
SNSやツイッターの普及で、ネット空間で企業が"指差される"機会が急増している。URLをペーストして「ここ見てごらん」というやつ。バズとかバイラルとか呼ばれている事象の実体は、要するにそうした"指差し"行為のことだ。業種業態にもよるが、これからの企業WEBは、指差されてナンボ...ということになっていくだろう。モバイルデバイスからのアクセスなんか、特にそうなる。
さて、あなたの会社のホームページの〝指差し参照性〞はどうか。情報を、適当な単位毎に的確に"指差せる"ように設計されているだろうか。
「まずこのURLのページを開いていただきまして、アニメーションが10秒再生された後に赤いボタンが出現しますから、そいつを押していただくとですね、次に3つメニューが出てきます。で、その一番下を押すとその情報が出ますから」って、それじゃ寿限無です(泪)。
(『宣伝会議』1月1日号掲載分より)
[関連記事]
自社メディア戦略としてのWEB(1)「熱い顧客/冷たい顧客」
written by: マーケティングプランナー 平塚元明
1989年博報堂入社。ネット広告実験部署「博報堂電脳体」を経て、2003年に独立。パズル取締役。
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