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2010/06/01 宣伝会議連載 WEBマーケティング注目事例(1) 青山みつ久

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

 

WEBマーケティング注目事例(1)
「早さ」がブランドイメージに寄与する

written by:青山みつ久

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Gap1969 Stream

 

「続きはCMで」というWEBを見たことがない。逆に「続きはWEBで」というCMはたくさんある。あくまで先行するタッチポイントはテレビだという前提だ。もちろんテレビがリーチする人口は圧倒的にWEBより多いし、当然、接触チャンスも高い。しかし単純な数の論理ではなく、視聴者の属性から見れば、WEBで積極的に情報を検索している人のほうが、漫然とテレビCMを見ている人よりも情報感度が高いことは明らかなはずだ。つまり、新しい情報に触れるのが「早い」のは大抵WEBにいる人々の方なのだ。

ツイッターの楽しみの根本にこの「早さ」というリアルタイム性があることも間違いない。今の時代、「早さ」はプロモーションに求められる重要なポイントのひとつであり、ブランドイメージの向上にも大きく寄与するはずだ。マーケティングのコラムを書きながら申し訳ないが、私はマーケターではないので、誰かにこの「早さ」がブランドイメージに与える効果について理論化して頂きたいと常に思っている。

最近、GapとNIKEがいち早くiPad上で見られるアプリを公開した(米国のiTuneStoreのみ)。明らかに「早さ」を強調する戦術だ。Gapのアプリに至っては、公開が4月1日。米国でのiPad発売が3日なので、なんとハードの発売よりも早く公開したことになる。この「Gap1969Stream」というアプリでは、イメージビデオの鑑賞や、デニムの組み合わせのシミュレートなどができ、オンラインショッピングも可能。米国内における近隣のGap ショップが検索できるようになっている。ただ、公開を最優先にしたためか、アプリとしてやや不安定な部分もあり、消費者によるレーティングがやや厳しい点になっているのが残念だ。

それでもやはり「早さ」は今の時代のキーワードであることに間違いはないと思う。

 

 『宣伝会議』6月1日号掲載分より)

 written by: 葵デジタルクリエーション 代表取締役社長 コミュニケーションディレクター

青山みつ久

1982年、葵プロモーションCM企画演出部入社。同社DC部にて、資生堂、キリン、NIKE、日産など多くの企業プロモーションサイトをディレクション。06年に葵デジタルクリエーションを設立、分社。

 

 


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