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2010/04/28 電通 新聞局長 前田圭一氏に聞く――「新聞広告"川上"から提案」
★ 広告主の課題に肉迫
電通の新聞局長に、前田圭一氏が1日付で就任した。前田氏は営業や経営計画業務の経験が長く、新聞局に在籍するのは今回が初めて。クライアント業務や企画立案の豊富な経験を生かし、新聞広告の「復権」に向けた手腕発揮に、新聞業界の期待が注がれている。前田局長に、新聞局運営の方向性や抱負を聞いた。
◇ ◇ ◇
各新聞社の幹部に会うと、新聞広告への強い危機意識と共に、新しいことに取り組もうとする意欲の大きさを感じている。新聞局長として身の引き締まる思いで、やらねば、という使命感が日増しに高まっている。
新聞広告を浮揚させる上で、広告主が直面する悩みや事業課題に、どれだけ肉薄できるかがポイントだ。局内では「顧客第一主義」の浸透に努めたい。営業だけでなく新聞局も広告主との接点を増やし、抱える課題や、新聞広告を使ってどう解決できそうなのかを、肌で感じ取ることが大切だ。アイデアは無から生まれない。小さな出来事や気付きを起点に、色々なアイデアが広がっていくものだ。そのヒントを見つけるためにも、顧客に出向いてアンテナを張る必要がある。
全国の各地方では、地元の新聞社が地域住民と密着し、強いブランド力を発揮している。地域の各情報が交流する、「広場」のような役割を務めている。各家庭に新聞を届ける販売店網は、消費者と企業サービスをつなぐ機能も担えると見ている。こうした新聞社の資産やネットワークは、企業のマーケティング活動を支援する、大きな武器になり得るはずだ。
広告効果の説明に向け、一定のデータを整えることはもちろん大切だが、それぞれの業種・業態・流通に応じた「アカウンタビリティー」こそが、より本質的な課題だと感じている。われわれ広告会社が汗をかいて、新聞の価値をうまく説明できるようトライしたい。
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