宣伝会議
ご試読のお申し込みはこちら ヘッドラインニュースって何? 既に定期購読している方はこちら

宣伝会議ヘッドラインニュース」は、定期購読者向けのニュース配信サービスです。

このブログでは、編集部から毎日配信しているニュースの一部をご覧いただけます。

キーワード別に探す
月別過去記事
2011年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

TOP » 「宣伝会議」本誌連動企画 » 宣伝会議連載 AR広告の第一人者が語る 拡張現実のお話(2) 川田十夢

2010/12/28 宣伝会議連載 AR広告の第一人者が語る 拡張現実のお話(2) 川田十夢

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

 

AR広告の第一人者が語る 拡張現実のお話(2)

斬新が宿るとは?
アイデアの遠心力と求心力

written by:川田十夢


ARに限らず、自分の企画を客観視するために使っているモノサシがある。それは、「そこに斬新が宿っているのか?」、「アイデアに求心力と遠心力は備わっているのか?」というものだ。今回はこのモノサシに留意しつつ、僕らの広告事例を紹介しよう。

「東のエデン ×AR三兄弟」というシリーズAR広告を企画・開発したことがある。アニメーション作品の中でしか存在しないシステムを現実に作り出し、さらにAR三兄弟ならではの新機能(ARフライヤー)をうっかり組み込んだという見立ての広告だ。架空のシステムを実体化することによって、誰もが現実で物語に触れることができた。キャラクターグッズなどではなく、「システムを現実に移植する」というこれまでにない斬新なアプローチを与えることで、広くこの映画に内在する魅力を伝えるに至った。


劇場の拡張にも挑んだ。上映前に「携帯電話の電源はオフに」とアナウンスされるのが常の映画館で、僕らは「携帯電話の電源はオンに」と前置きした。観客は思い思いの言葉で、感想を入力。その言葉はスクリーン上で可視化され、観客の言葉と物語が一体化し、かつてないコミュニケーションが生まれた。劇場の拡張に用いた装置は、DVD特典としてパッケージ化されるまでになった。

一連のアイデアは、関係者達を動かす求心力と劇場の拡張や、パッケージ化に至る遠心力が備わった結果、大きな成功を導いた。

かなりの精度を誇る二つのモノサシ、あなたも使ってみては? 

『宣伝会議』1月1日号掲載分より)

 

[関連記事]

AR広告の第一人者が語る 拡張現実のお話(1)ARの本質は"省略" そこに斬新はあるのか?


 

written by: 未来開発プロダクション ALTERNATIVE DESIGN++

川田十夢

ARを実体化する「AR三兄弟」として、国内外のAR広告を数多く手掛ける。『AR三兄弟の企画書』が絶賛発売中。TwitterIDは「cmrr_xxx」。

« 前の記事 | 「宣伝会議」本誌連動企画 | 次の記事 »

宣伝会議ヘッドラインニュース 記事のページトップへ