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2010/10/01 宣伝会議連載 企業活動とソーシャルメディア(4) 千歳敬雄

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

 

企業活動とソーシャルメディア(4)
今一度、ソーシャルメディアについて2つの視点

written by:千歳敬雄

 

企業はソーシャルメディアを通常のマーケティング活動から切り離して考えがちだが、この新しいパラダイムをマーケティング戦略に適合させることが担当者には求められている。最終回はそうした意識に基づいて、筆者の視点を2つ提示したい。

まず、ソーシャルの世界は個としての関係の組み合せで成り立っているので、企業といえどもヒュ
ーマナイズドされたコミュニケーションを組織的に行うことが必要だ。こう言うと、矛盾した言い回しに聞こえるかもしれないが、筆者の実感としてはそういうものが求められていると感じている。つまり、記号や束として消費者を捉えるのではなく、複雑で多様な個の集まりをそのままの状態で受け入れるコミュニケーション環境に適応していくという視点である。


もうひとつは、ソーシャルメディアにおいて消費されるのは、相手の時間だと捉えること。人は関心の度合いに応じてソーシャルメディアを通じて企業についての情報を発信する。それは必ずしも企業に向けて発信されるわけではないが、いずれにしてもそのために、時間が消費される。表面的な反応より、私はこの時間の総量を見ることが、大切なのではないか、と考えている。いわゆる盛り上がりも大切だと思うが、そういったものも含めて、ポジティブな時間の消費をどれだけ引き出せるかという視点もどこかに持っておくことが必要だろう。


論点は尽きないが、このコラムに時間を割いてくれた方に何か寄与できていれば幸いである。

 

『宣伝会議』10月1日号掲載分より)

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 written by: デル コンシューマ事業部 オンラインマーケティングマネージャー

千歳敬雄

コンシューマ部門におけるマーケティングコミュニケーションを経て、ソーシャルメディアマーケティングを含むオンラインマーケティング全般とe-Retailの開発を担当。

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