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2011/02/02 宣伝会議連載 海外デジタルマーケティング最新動向(4) 渡辺英輝

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

 

海外デジタルマーケティング最新動向(4)

リアル「いいね」シーン

 

written by:渡辺英輝


フェイスブックが巻き起こした革命のひとつが、ソーシャルグラフという概念を一般に定着させたことである。

ソーシャルグラフとは、人と物とコンテンツの相関関係を可視化すること。ご存知の通り「いいね」ボタンを押すことで可視化されるが、フェイスブックはその機能を外部サイトと連動させることに成功した。フェイスブックが次に向かう先は、ネットの外に「いいね」ボタンを設置し連動させることではないかと予想している。

2010年にイスラエルのコカ・コーラがティーン向けに実施したフェイスブック連動型リアルイベントに「コカ・コーラ ビレッジ」がある。参加者は個人のアカウント情報が入力されたRFIDタグが埋め込まれたブレスレットを会場で渡される。会場内のアトラクションには、ブレスレットに反応する「いいね!マシーン」が設置されており、参加者はそれを使ってフェイスブックに自動投稿ができる。さらに、イベント会場内で撮影された写真はブレスレット情報と連動し、リアルタイムに公開される。この仕組みによって、参加者の一日はフェイスブック上で行動履歴として公開され、魅力的な情報として流通された。

次世代のiPhoneにはRFIDリーダーが搭載される可能性があるらしい。フェイスブックにはきっとリアル「いいね」マシーンとしての機能が追加されるであろう。これが実現すると屋外広告などとの新たなフェイスブック連動企画が展開できる。想像するだけで今からワクワクする。



『宣伝会議』2月1日号掲載分より)


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written by ネイキッド・コミュニケーションズ エグゼクティブ・クリエイティブ・ストラテジスト

渡辺英輝

野村総合研究所、ビーコン コミュニケーションズを経て、2010年から現職。ロンドン生まれの次世代型プランニング・ブティックにて裸の付き合いの本質を研究中。


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