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2010/08/31 宣伝会議連載 ソーシャルメディアマーケティングの効果測定(3) 池田紀行

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

 

ソーシャルメディアマーケティングの効果測定(3)

エンゲージメントの成果指標

 

written by:池田紀行

 

近年、広告業界で注目を集めている概念に「エンゲージメント(ここでは"かかわり合い"と定義する)」がある。なぜここにきて消費者とのエンゲージメントが重要視されるのか。その背景には、商品のスペックに競合との差がなくなっていることや、一方向的な広告手法が効きにくくなってきたことがある。商品への興味喚起や購入への動機付けを促進させるには、消費者との深いかかわり合いが必要なのである。


消費者とのエンゲージメントを深める上で、役に立つのが「エンゲージメントのはしご」という考え方だ。薄いかかわり合いから濃いかかわり合いまで、消費者の興味や動機の程度によって多様なかかわり合い方、つまり複数の「はしご」を用意し、成果も「はしご」ごとに計測するとわかりやすい。


「はしご」は、下から上に向けてかかわり合い方が濃くなっていく。例えば一般的な広告・キャンペーンの場合、下から、WEBサイトへの訪問・コンテンツへの接触→「いいね」ボタンのクリック→ツイッターアカウントのフォロー→ツイッターアイコンや壁紙の変更・ブログパーツの貼付→ブログやツイッターでの他者への紹介→ブランドコミュニティでの発言→オフラインイベントへの参加→友人・知人・家族への紹介、などといった「はしご」が考えられる。


消費者とのエンゲージメントをKPIのひとつに加え、それがKGIとどのような関係にあるのかを解き明かしていくことがソーシャル時代の効果測定として重要となる。

 

KGI( 重要目標達成指標)の達成に向けプロセスが適切に実施されているかを 計測するのがKPI重要業績評価指標)。

 

『宣伝会議』9月1日号掲載分より)

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 written by: トライバルメディアハウス 代表取締役社長
池田紀行

マーケティング会社、コンサルティングファームなどを経て現職。企業のソーシャルメディア活用を支援している。近著に『キズナのマーケティング』(アスキー新書)がある。ツイッターは @ikedanoriyuki

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