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2010/07/31 宣伝会議連載 モバイルマーケティング注目事例(2) 小川浩

モバイルマーケティング注目事例(2)

1日に何度も接触
待受画面は強力なコンタクトポイント

written by:小川浩

 ogawa.jpg ラグナムーン ビューティコレクション

 

ブランディングにもモバイルが有効であることは、コンタクトポイントとしてのパワーを顧みれば自明のことだ。いまやモバイルユーザーの半数以上がモバイルインターネットに1日1時間以上接触している※。メールの送受信や時刻の確認などを含めると1日で相当回数の携帯画面に接触している。そのシンプルな原理原則を活用することがモバイルマーケティングの基本でもある。

グランドデザイン&カンパニーが、アパレルブランドのラグナムーンとコラボし商品企画からマーケティングまでを統合的に手掛けた「ビューティコレクション」は、09年の発売以来、美容商品の新規参入ブランドとしては異例のヒットを記録した。この春に発表したシャンプー・トリートメントの発売に際して、この原理原則をうまく活かしている。


雑貨専門店「PLAZA」各店頭などで約5万セット配布した商品サンプルにQRコードを付け、そこから期間限定ダウンロードができる携帯待ち受け用時計を用意した。サンプリングのプロモーション効果を上げるため、デジタルインセンティブを絡めて商品に関心度の高いユーザーのメールアドレスを獲得し、情報配信などを行うことを主眼とする一方で、実はこのデジタルインセンティブが、新ブランドを消費者に認知してもらい、マインドシェアを獲得する方策ともなっている。

コンタクトポイント力の高い待ち受け画面にブランドの世界観を共有できるオリジナルデジタル時計を設置してもらうことで、1日中何度もユーザーとコンタクトがとれる。過去、グッチやルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドもモバイルの着せ替えツールや待ち受け画面などのプロモーションで成果を挙げているが、これもユーザーと確実に接触を図れる待ち受け画面やメニュー画面を活かしたモバイルマーケティングのひとつだ。シンプルな原理原則が、ブランディングにも有効に作用する。

※IMJ モバイル発表の「モバイルユーザー動向定点観測2010」より

『宣伝会議』8月1日号掲載分より)

 

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モバイルマーケティング注目事例(1)集客の導線となる機能を充実

 written by:オガワカズヒロ 小川 浩

オガワカズヒロは、モディファイ CEO 小川浩とグランドデザイン&カンパニー社長の小川和也によるマーケティングソリューションユニット。Jリーグやホリプロ、オスカープロモーションなどの企画を手がける。著書に『ソーシャルメディアマーケティング』(ソフトバンク クリエイティブ)。

 

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