宣伝会議
ご試読のお申し込みはこちら ヘッドラインニュースって何? 既に定期購読している方はこちら

宣伝会議ヘッドラインニュース」は、定期購読者向けのニュース配信サービスです。

このブログでは、編集部から毎日配信しているニュースの一部をご覧いただけます。

キーワード別に探す
月別過去記事
2010年7月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

TOP » 「宣伝会議」本誌連動企画 » 宣伝会議連載 モバイルマーケティング注目事例(1) 村上勇一郎

2009/11/02 宣伝会議連載 モバイルマーケティング注目事例(1) 村上勇一郎

WEBマーケティングの最前線をコラムでお届けする『宣伝会議』の連載「WEB MARKETER's view」。このブログでも、本誌と同じ内容がご覧いただけます。

モバイルマーケティング注目事例(1)

優れたクロスメディア戦略が生み出した
ニトリの過去最高益

  nitori_cm.jpg

ニトリ「値下げ宣言」テレビCM

「お、ねだん以上。」のキャッチフレーズで知られる家具・インテリア販売のニトリ。2008年6月の第一弾「値下げ宣言」以降、ネットを核にテレビCM、チラシ、検索エンジン対策、PR、そして店頭を戦略的に連携させることで、今年8月の中間決算では最終利益30%増を達成、過去最高益となった。その快進撃の裏側には、クロスメディア効果を最大化するWEBサイトの存在がある。

ニトリのCMはいたってシンプルである。商品、値段等の基本情報を伝えたのち、前出のキャッチフレーズと共に検索窓が表示される。奇をてらっている点はどこにもない。しかし、商品自体の魅力によって、ユーザーが検索するモチベーションを十分創出している。

検索の受け皿となるサイトのトップページでは、放映中のテレビCMと同じ商品をフラッシュ動画(PC)・静止画(モバイル)で表示している。まずここで直帰率を下げることに成功した。

さらに、2009年より企業サイトと通販サイト「ニトリネット」の2サイトのデザインを統一して一貫性を持たせ、違和感を持たずに行き来できるように動線を設計した。その結果、流入数が急増し、サイトでの売上も大幅に伸びたという。

「値下げ宣言」の告知でCMを主体に据えたのは、実は第三弾にあたる昨年11月以降だ。主要ユーザーの若年層化対応と認知の拡大強化の観点から、キャンペーンの告知の予算を従来のチラシ重視からテレビ併用型へとシフトした。同時並行でWEBの検索エンジン対策を行った結果、前週比300%という驚異的な集客効果を生み出した。現在、WEBでの売上は、PCとモバイルを合わせ、リアル店舗のほぼ1店舗分に相当する。

テレビCMが効かないと言われるご時世にありながらも、クリエイティブとユーザーの利用シーンにマッチした優れた動線設計があれば、大きな効果を上げられることを証明する好例と言える。

 

『宣伝会議』11月1日号掲載分より)


written by:ドコモ・ドットコム ビジネス開発部 マネージャー 村上勇一郎

NTTドコモにてiモードの導入期より、公式サイトのコンテンツ開拓を担当。立ち上げに関わったサイトは数千を超える。2006年よりドコモ・ドットコム出向、モバイルを使った新しいビジネスの立ち上げに従事。

« 前の記事 | 「宣伝会議」本誌連動企画 | 次の記事 »

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:
http://news.sendenkaigi.tv/cgi-bin/mt/sendenkaigi-tkbk.cgi/649

宣伝会議ヘッドラインニュース 記事のページトップへ